日本語日本文学専攻

専攻の概要と目的

概要

日本語日本文学専攻は1971年(昭和46年)に設立されて以来、多くの人材を社会に送り出してきました。2021年現在、日本語日本文学専攻の講義とゼミナールは18名の教員が担当しています。
日本語学関係は、古代語?中世語?近代語?現代語の各領域にわたっています。日本文学関係は、上代?中古?中世?近世?近現代と全時代にわたって開かれ、日本文学を深く理解するための中国文学や創作?出版文化を扱うユニークな講義もあります。大学院修了後の進路はさまざまです。修士課程を修了した人は、高校?予備校の教員、出版編集、文化団体などに進み、博士後期課程を修了した人は、大学?高校?予備校の教員、出版編集、文筆業などに進んでいます。博士後期課程を修了して博士論文を提出し、博士(文学)の学位を受ける人は近年多くなり、毎年新しい博士が社会に巣立っています。
現在、日本語日本文学専攻の大学院生は、修士?博士合わせて約30名の大学院生が在籍しています。そのうちおよそ50%は、海外からの留学生です。大学院生の研究発表の場として「専修大学日本語日本文学文化学会研究発表会」が、論文を発表している研究誌としては「専修国文」「文研論集」があります。
日本語日本文学専攻には、全国のさまざまな大学の出身者が集まってきます。意欲のある諸君が、この専攻に加わることを期待しています。

目的

日本語学および日本文学文化の諸分野を専門とする教授陣が学生の多様な要望に応え、研究指導にあたっています。

教員一覧(日本語日本文学専攻担当者)

専修大学に所属する専任教員については、専修大学研究者情報データベースにて、研究者情報や研究業績情報などを閲覧できます。
教員氏名所属職名担当課程担当(研究) 分野
斎藤 達哉国際コミュニケーション学部教授修士/博士後期日本語の文字?表記研究
阿部 貴人国際コミュニケーション学部准教授修士/博士後期社会言語学研究
今井 上文学部教授修士/博士後期源氏物語を中心とした平安朝文学の研究
宇野 瑞木
文学部
准教授修士比較文化?文化研究
王 伸子国際コミュニケーション学部教授修士/博士後期日本語教育、音声研究
大浦 誠士文学部教授修士/博士後期万葉集を中心とする上代文学、古代和歌の研究
小山内 伸文学部教授修士/博士後期演劇研究
川上 隆志文学部教授修士/博士後期出版文化研究、現代日本文化研究
小林 恭二文学部教授修士/博士後期文藝創作及び短詩型文学の研究
鈴木 愛理文学部准教授修士文学教育の基礎的研究および教材論、日本現代女性文学の研究
須田 淳一国際コミュニケーション学部教授修士文法体系の発生と変遷、文法リテラシ―の教育と方法
高橋 雄一国際コミュニケーション学部教授修士/博士後期現代語文法研究と日本語教育への応用
蔦尾 和宏文学部教授修士/博士後期中世文学?文化研究
廣瀬 玲子文学部教授修士/博士後期中国文学
丸山 岳彦国際コミュニケーション学部教授修士/博士後期コーパスを用いた日本語の研究
丸井 貴史
文学部
准教授
修士近世小説の研究
山口 政幸文学部教授修士/博士後期近現代の文学作品を文化事象と絡めて分析する
米村 みゆき文学部教授修士/博士後期日本近現代文学、アニメーション文化論

修士課程

履修モデル

 以下に示す履修モデルは、あくまで一つのモデルであり、このように履修しなければならないということではありません。履修に際しては指導教授とよく相談してください。
(日本語学) 日本語研究(日本文学)