過去の取り組み

問題解決型チャレンジプログラム(旧?課題解決型インターンシップ)
20チームが活動成果を発表

キャリアデザインセンターが主催する「問題解決型チャレンジプログラム」の成果発表会が12月7日、神田キャンパスで開かれた。

社会や企業?団体などが抱える問題に学生がチームで取り組む、本学独自の長期就業体験プログラム。原因の分析から解決策の立案?実行までを一気通貫で行う点が大きな特長だ。今年度は、20のプロジェクトに1~4年次生約120人が参加。学部や学年の垣根を超えて協力しながら、事業企画やマーケティングなどに挑戦した。
2025成果発表会(東京リスマチック)▲制作したグッズを手に発表を行う
東京リスマチックチーム
東京リスマチックチームは、印刷事業などを手がける同社のオリジナルキャラクターの認知度向上を目指して、グッズ制作とイベント開催を手がけた。市場調査を踏まえ、「付加価値印刷の良さをZ世代女性に魅せる」をコンセプトに4種類のグッズを制作。リングノートとアンブレラマーカーには特殊な技術で香りを付けて魅力を高めた。11月には、他大学と共同でポップアップストアを出店。3チームで競い、最も多く売り上げた。3人での活動を振り返り、「役割分担をせず、みんなで同じ課題に向き合うことでアイデアの共有がスムーズになった。少人数ならではの強みを生かして活動できた」と報告した。
求人広告代理店の「ing-Bwell」と協働したチームは、新卒の女子学生をターゲットにしたSNSマーケティングに挑戦した。アンケートを実施し、就活生のニーズを把握。電話対応のノウハウや女性社員のカバンの中身紹介など、関心の高いテーマでショート動画を制作?投稿した。「現状や効果の高い投稿について分析を行ったことで、リーチ数やフォロワー数を増やすことに成功した」と成果を語った。
2025成果発表会(企業フィードバック)▲企業担当者からのフィードバックも行われた
2025成果発表会(ムーンファクトリー)▲考案したコンテンツについて説明する
ムーンファクトリーチーム
新商品の販売支援に取り組んだのは、ムーンファクトリーチーム。商品は、キッズスペースなどに設置するタッチ式デジタルサイネージで、子どもが楽しめるコンテンツの考案?開発も担った。営業活動にも挑戦し、デモ画面を見せながら行った商品プレゼンでは、顧客から「リサーチの精度も高く、提案したことが明確で、分かりやすいプレゼンだった」と高評価を得た。8カ月間の活動成果についてメンバーは、「授業を受けているだけでは得られない経験ができた。これからの学生生活やキャリアに生かしていきたい」と力強く語った。
2023年度(足球365比分_365体育投注-直播*官网5年度)成果発表会(当日の様子)

問題解決型チャレンジプログラム(旧?課題解決型インターンシップ)
20チームが成果発表

キャリアデザインセンターが主催する本学独自の就業体験プログラム「課題解決型インターンシップ」が、今年度から「問題解決型チャレンジプログラム」としてリニューアルした。
企業や団体から提示された課題の解決策を考え、実行することに重点を置いていた旧プログラムに対して、新プログラムは、問題の把握や原因の分析といった上流部分にも関わる点が大きな特長。そこから解決策の立案?実行までを一気通貫で行うことで、問題の根本的解決を目指す。

今年度は、事業企画やマーケティング、イベントの運営など、多種多様な20のプロジェクトが実施され、学生たちは学部?学年の垣根を超えた仲間と協力しながら奮闘した。約8カ月に及んだ活動の成果発表会が12月、ウェブで公開された。

20240112問題解決型チャレンジプログラム_01 ▲製薬業界の課題解決について考えた
アステラス製薬チーム
アステラス製薬チームは、欧米で承認済みの新薬が日本では使用できない「ドラッグ?ラグ、ドラッグ?ロス」の問題に着目した。問題解消に向けて啓発活動が必要と考え、高校生を対象にした出張授業を企画。メンバーの母校で計4回開き、講義やグループワークを行った。活動を振り返り、「前向きな感想が多く寄せられた。自分たちの思いを高校生たちに届けられた」と手応えを語った。
市の活性化を目的にした市民参加型コミュニティ「オープン川崎」と協働したチームは、ウィキペディアへの執筆?投稿を通じて、埋もれていた地域情報を世界に発信する活動に取り組んだ。生田キャンパスのある川崎市内の施設を選定し、文献?実地調査を実施。多摩区にある長念寺のページを新規作成したほか、日枝神社(中原区)など4件について大幅な加筆を行った。メンバーは、「デジタル化されていない情報やバラバラになっていた情報をまとめることができた」と成果を発表した。
20240112問題解決型チャレンジプログラム_02 ▲活動内容を紹介するオープン川崎チーム
20240112問題解決型チャレンジプログラム_03 ▲ブックフェアを開催した日本出版販売チーム
日本出版販売チームは書店併設型コンビニエンスストア「LAWSONマチの本屋さん」と協働し、向ヶ丘遊園駅近くのローソン向ヶ丘遊園南店で2つのブックフェアを開催した。10月は多摩区主催のまち歩きイベントとコラボし、区にゆかりのある本を集めたフェアを、11月は専修大学放送研究会AREAなど学内の個人?団体による選書の協力を得て、専大生をターゲットにしたフェアを開いた。どちらも売り上げ目標を大きくクリア。メンバーは自信に満ちた表情で、「大手ビジネスパートナーとの協業を通じて、プレゼン力、交渉力、問題解決力が身についた」と話した。

2022年度(足球365比分_365体育投注-直播*官网4年度)成果発表会(当日の様子)

課題解決型インターンシップ
15プロジェクトが成果発表

20221223課題解決型インターンシップ成果発表会_川崎市岡本太郎美術館チーム01 ▲川崎市岡本太郎美術館チーム
2022年度 課題解決型チーム 過去の取り組み2▲川崎市多摩区役所チーム
キャリアデザインセンターが主催する課題解決型インターンシップの成果発表会が12月、ウェブで公開された。

同インターンシップは、地域の企業や団体から提示された課題に学生が主体となって取り組み、解決策を提案する本学独自のプログラム。17回目となる今年度は15のプロジェクトに約100人が参加し、仲間と協力しながらイベントの企画?運営や商品開発などに挑戦した。
読売ジャイアンツ2軍公式戦の集客企画の立案?実施に取り組んだチームは、「野球だけではない楽しみ方をつくる」ため「SDGsの目標:12 つくる責任 つかう責任」に視点を当て、野球、環境、ファミリーの3つの要素を掛け合わせたイベントを企画。9月に読売ジャイアンツ球場で「G球グリーンデー」と銘打ち、折れたバットの破片を再利用するオリジナルハーバリウム製作体験や、体を動かしながら環境について学ぶ「分別!ストラックアウト」などを行った。

メンバーは「自ら課題を抽出し、原因分析を行ったうえで解決策を考える重要性を学んだ。 その結果、イベントを成功させることができた」と活動の手応えを語った。
20221223課題解決型インターンシップ成果発表会イ_イベント内容について説明する「読売ランド」チーム ▲読売巨人軍?よみうりランドチーム
2022年度 課題解決型チーム 過去の取り組み4▲福田商店チーム
福田商店チームは、同社が新たに始めたアロマ事業に協力。「アロマとZ世代をつなぐ」をコンセプトに「アロマは鼻(ノーズ)から0.2秒で脳に届くといわれる 」ことから命名した新ブランド「No.Z(ノーズ)」を立ち上げた。「学生に使ってもらいたい」とアロマペンなど3商品を考案、専大購買会やECサイトでの販売にこぎ着けた。

商品化に向けて、学内で試供品会を開き、ユーザーの声を商品の改善に役立てるなど、精力的に取り組んだ。 活動を振り返り、「新商品の開発を通じて、新たなことに挑戦することの意義を学んだ」と話した。
2021年度(足球365比分_365体育投注-直播*官网3年度)チーム活動(岡本太郎美術館チーム)